本当に書きたかったこと
中学からの相棒がついに就職で県外にいってしまうらしい。
昔は毎日嫌になるほど一緒にいたのにも関わらず親に怒られるレベルで毎日電話してるのにも関わらず交換日記までするくらいには何もかもを共有していたのに。
喧嘩しても呆れても泣いても、次の日には腹を抱えるほど笑っていたのに。
大人と呼べる歳になってからは中々そんな時間は取れなかったけど、近くにいるという安心感がどこかにあった。
そんな相棒が何かあっても飛んで行けない距離に行ってしまうらしい。
金沢ズのメンバー達は、すでに進学や就職でもう全員広島にいるわけではない、これからいるとも限らない。私がいるかも分からない。
よくよく思い出せば、2人が県外進学すると決まった時もベストフレンドを替え歌してみんなで泣き狂ったよな。
こんなことがあるたびに私は落ち込むわけだけど、来年度からみーんな社会人になってしまうという現実がなぜかさらに私をぐっと落ち込ませている。
だってそうなったら、ますます近くにいても会えない時間が増えるかもしれないじゃないか。
なんて世の中なんだ。絶望なのか。
でも、みんなが散らばり出して分かったこともある。
みんなと一緒に刻んだ思い出は普段近くに居ようが居なかろうが最高としか言えないものばかりで、いつ思い出しても泣けたり、笑えたり、する。それってものすごいパワーだと思わないか。
大げさに言えば、その思い出となっている出来事があったから、要はみんながいてくれたから私はなんとかここまで生きることができたわけだ。
それはみんなで一緒に居続けたら分からなかったかもしれない。
そんな気持ちにさせてくれる親友が5人もいることがネガティブ野郎な私の唯一誇れることだなと写真を見返してたら改めて思えた。
何周も回ってまた言いたい。金沢ズ、ありがとう大好きだよ!